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栄養価コンテスト2022参加者募集中!夏季特別割引期間あり!

2021年07月13日

一般社団法人 日本有機農業普及協会主催「栄養価コンテスト2022」参加者募集しています。

1.目的

私たちが日々、食べるものが、私たちの体になっています。私たち農業者がつくる農産物は、食べた方の体となり、その人の健康を支えています。しかしながら、農産物の栄養価は、その栽培方法によって、非常に高いものもあれば、残念ながら低いものもあるというのが現状です。私たちはこの栄養価コンテストを通じて、栽培方法と栄養価の因果関係を探求し、日本の農産物の栄養価を底上げしていこうとしています。近い未来に、農業者の社会的使命が、その作り出す農産物によって「人の健康を支えること」であると、胸を張っていえるようにしていきたいと日々、活動しています。ぜひ、この栄養価コンテストにご参加いただき、自身のつくられている農産物の現状を把握していただき、全国の農業者と競い合うことで、また、情報交換を行うことで、栄養価が高くなるように、食べる人の健康に貢献できるように、栽培技術をさらに高めていっていただく手助けになれば幸いです。

※ これまでの栄養価コンテストの結果と受賞者の成績↓
https://organicfestarecords.blogspot.com/2019/

2.募集期間

①通年
②年4回の特別割引期間を設けています。
・春季:2021年5月1日~6月15【終了です】 

・夏季:2021年7月15日~8月31日
・秋季:2021年10月15日~11月15日
・冬季:2021年12月15日~2022年1月31日

3.参加可能農産物

米・野菜・果樹(有機栽培・慣行栽培・土耕・水耕・高設栽培の区分は問いません)・農産物加工品。
※ただし、茶葉・農産物加工品でコンテストに参加される方は、お手数ではございますが、ご参加の前に検査機関「㈱メディカル青果物研究所(デリカフーズ㈱グループ)」まで、ご相談ください。

4.検査項目

①硝酸イオン ②糖度 ③ビタミンC ④抗酸化力 ⑤食味試験
※玄米につきましては、硝酸イオンおよびビタミンCの代わりに、タンパク含有量と水分量を検査いたします。

5.参加方法

別紙の「参加申し込み用紙」と「サンプル情報記入用紙」に必要事項をご記入の上、FAXまたはメールで下記に送ってください。(申し込み用紙は、下記よりダウンロードできます。 )
・FAX:088-603-1091(担当:石原)
・メール:info@jofa.or.jp(担当:石原)

6.参加費用
特別割引期間・通常期間で代金が異なりますので、ご注意ください。
①特別割引期間。春・夏・秋・冬合計4回実施 一律(会員の方も非会員の方も) 16,000円
②通常期間(特別割引期間以外の期間)
・非会員の方:23,900円
・Farm to Wellness会員の方:19,500円

※ Farm to Wellness会員の無料検体枠を活用しての栄養価コンテストへの参加はできません。
※以上、税込み価格です。


7.参加費のお支払い方法
参加申し込み用紙の送付後に、下記に検体数に応じて代金をお支払いください。
請求書・領収書が必要な場合は、事務局へ直接、申し出てください。

株式会社ゆうちょ銀行
● ゆうちょ銀行から振込む場合
【記号】11110 【番号】37550501
【口座名】シャ)ニホンユウキノウギョウフキュウキョウカイ
● 他金融機関から振込む場合
【店名】一一八(読み イチイチハチ)【店番】118 【預金種目】普通預金
【口座番号】3755050

※ 検体の送付は、参加費の振込み後に行ってください。
※ 振込み手数料は、各自で、ご負担願います。

8.検体送付方法

①検体は、参加費の振込みの後、下記へ送付ください。
  〒 121-0073 
  東京都足立区六町4-12-12
  ㈱メディカル青果物研究所
  分析担当:武井、高橋 宛
  TEL :03-3858-6158  
  FAX :03-3858-6159
②検査機関の㈱メディカル青果物研究所へ「冷蔵宅配便」で、直接お送りください。
(送料は参加者様のご負担でお願いいたします。)
③検体農産物(米、野菜、果樹)の量は1検体あたり500g必要です。
④検体農産物(米、野菜、果樹)を送付の際に、検体農産物と一緒に記入済の「サンプル情報記入用紙」をお送りください。
⑤送付の際に、送られる箱に必ず「コンテスト参加」と記載をお願いいたします。

9.結果発表

①個々の検体結果は、日本有機農業普及協会栄養価コンテスト事務局より、メールまたはFAXで送付されます。
②栄養価コンテストの成績上位者は、2022年2月に開催予定の栄養価コンテスト結果発表イベントにて表彰されます。
また、日本有機農業普及協会のHPなどを通じて公表されます。

2021年栄養価コンテスト結果発表(オンライン開催の様子・youtubeでご覧いただけます。)
http://www.jofa.or.jp/news/entry-244.html

10.参加者特典
参加者特典として、栄養価コンテスト参加者には、希望に応じて全栄養価データが閲覧できるURLを差し上げます。当栄養価コンテストの開催目的である生産農業者同士の「技術交流」のツールとしてお使いください。
https://www.jofa-blof.net/blank-2

11.お問い合わせ
一般社団法人 日本有機農業普及協会 栄養価コンテスト事務局
・TEL:080-9832-0785(担当:石原) 
・メール:info@jofa.or.jp (担当:石原)
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※ 必ず、申し込み用紙とサンプル情報記入用紙の両方をお書きの上、栄養価コンテスト事務局へご提出ください。


栄養価コンテストの参加者データは、栄養価の高い農産物づくりの栽培方法・土づくり方法を確立するために活用されます。成績上位の農業者にその栽培方法を教えてもらい、その技術を分析・解析して、栽培試験などを行い、安定的に栄養価の高い農産物が生産できる栽培技術の確立を目指しています。また、残念ながら成績の悪かった方の栽培技術にも学ばせてもらい、改善方法を探し、栄養価全体の底上げができればと活動しております。栄養価コンテストに参加された方には、参加者特典として、希望者に全参加者のデータを配布しています。農業者同士が技術を競い合い、日本の農業技術全体が底上げされていくように、世界に対し、多くの方が望んでいる栄養価の高い農産物が安定供給できる技術が確立し、誰もが栄養価の高い農産物を簡単に食することができる世の中を目指しています。


2020年の栄養価コンテストに「人参」で参加された方の60件の抗酸化力を高い順に並べてみました。平均値が2つあるのは、寒くなるほど栄養価が高まるため、10月~11月と12月~翌年1月を表示してあります。注目していただきたいのは、栄養価が高い方、平均値の3倍ほどあります。愛媛県のいけちゃん農園は、栄養価コンテストの初期から参加し続けてくれています。1位を取りたいということで、技術を学び、土づくりを見直し、3年の努力の結果、3年目で1位となりました。


●「抗酸化力」とは、あまり馴染のない指標だと思います。わたしたちの体は酸素がないといきていけませんが、体の中で使われている酸素の0.1%ほどが活性酸素というものなり、わたしたちの免疫システムとして働いています。活性酸素は電子が一つ足りないために、周りの物質から電子を一つ奪って安定した物質になろうとするのです。この仕組みを使って、体外から入ってくるウイルス・細菌・化学物質などから電子を奪い、壊すことで無害化しているのです。しかし、この活性酸素、増えすぎると健康な細胞をつくっているタンパク質なども酸化してしまし、壊していっていまいます。電子を一つ奪われた物質は、他の物質から電子を一つ奪おうとするので、周囲の物質は次々に電子を奪われて、まるでドミノ倒しのように、連鎖的に壊されていきます。このドミノ倒しにストップをかけるのが、野菜や果物からとれるビタミン・ミネラル・ポリフェノールなどの色素です。これらの栄養成分は足りない電子を戻して、ドミノ倒しをやめさせることができます。

●この野菜や果物が持っている活性酸素を除去する力を抗酸化力といい。試薬でその量を調べることができるようになりました。DPPH法は、人工的につくった真っ黒い色の活性酸素で、還元されると透明になるという物質を試薬として、野菜や果物から取り出した汁をかけて、真っ黒が透明になるまでの時間を計測し数値化したものです。わたしたちは植物とともに進化してきたので、植物と同じ活性酸素という免疫システムを持っています。しかし、植物のようにたくさんのビタミンなどの抗酸化物質を体内に作り出し、活性酸素をコントロールすることができません。そこで、野菜や果物を食べて意識的にコントロールしなければならいのです。これが野菜や果物を食べる理由の一番になるかもしれません。

●わたしたちの体内の活性酸素はストレスで増えることが分かっています。活性酸素によって細胞をつくっているタンパク質などが酸化されることを「老化」ともいいます。酸化=老化なのです。ストレルが多いと老けるのはこの活性酸素による老化なのです。だれもが望む「いつまでも若々しく、いつまでも美しく」は野菜の果物の抗酸化成分によって実現できる。ならば抗酸化力の高い農産物をつくることができる農家さんの仕事は、社会の「美と健康を守る」仕事ということができるでしょう。農業という仕事は、近い未来には、病気にならない健康な体づくりを支える予防医学の柱となり、農業自体が生命を育みながら生命を支える「生命産業」と進化していくと思われます。今は、そのはじまりにあるのです。


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